2008年12月23日火曜日

本年度の仕事完了しました。

ブログを定期的に書き込み、情報発信する意気込みで始めたものの、「忙しさに託け」結果さっぱり実行できませんでした。小生のブログを観て多くの御質問・御照会を頂き有難うございました。来年は一件でも多くの情報発信できるよう心掛けたいと思います。当業界も100年に一度と言われる経済不況から「未曾有の氷河期」に入るやに言われておりますが、振り返ってみると建設業界は随分前から同じような事を言われ続け、信用機関での与信ランクでは近年は常に下位に位置しているようです。しかし業界の裾野は広く、不況対策には住宅関連工事が必ず盛り込まれます。小生は今度の景気動向は「産業構造の変革期に入る導線となる出来事」と捉えています。つまり、今迄の日本産業の牽引役が大きく変わると考えています。その牽引役に当業界も必ず関わらざるを得ません。その鍵の一つはやはり「環境対策」であろうと思います。近年のこの種の取り組みには目を見張る位変化してきましたが、技術革新が進むにつれ、何か大きな問題を置き去りにしているような気もします。
「技術革新」と「環境問題」はある意味では常に相反する問題を同時に惹起します。又「安心・安全構造」とは「単なる剛性の追及に終始している」ような気もします。
地盤改良業界でも、ここ数年はセメント系・鋼管杭等を採用する工法主流ですが、「環境問題」を考えると多くの問題を抱えた工法には変わりありません。来年こそ必ず変化が起きる「黎明期に入る」と確信しております。
戸建住宅の場合は「瑕疵保証制度」が10月以降施行され、「保証・保険内容」が大きく変わろうとしています。「環境問題に適応した工法とは・・・」・「適正価格とは・・・」・「基礎と地盤の線引きは・・・?」・「保険とは・・・?」多くの諸問題を抱えたまま年を越しそうですが、全力で向き合っていくしかありません。来年も宜しくお願い致します。

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