2019年7月9日火曜日

ビルアシストの仕事

約1年ぶりの投稿です。

6月18日夜10時20分過ぎに山形県沖を震源とする地震(M6.8と推定)が発生しました。
丁度その日の午前中、基礎補修作業中に「近年やたらに地震が多いから今のうちに・・・」
と、依頼主様と話をしていたその夜の出来事・・・!

偶然話が重なったのか? 6月から7月にかけて、基礎の補修工事依頼が例年に比べ
多いようです。又、沈下修正復旧工事の相談も数件/年程度あります。
相談者の中には、「過去に建物・基礎修復工事を行ったが、再び同様な症状が発生した」
と、業者に対する苦情を仰る方もおられます。

そもそも「弊社の営業品目が何なのか周知されていない」事にようやく気が付いた次第です。
明らかに、PR不足が原因かな?と思い近日中にHP改定作業に入ります。

弊社の発足は、平成16年10月23日新潟県中越地震が発生した翌年です。
それまでの経験を活かそうと、50歳過ぎの中年おやじ2人が立ち上げたちっぽけな会社
でしたが、地震の復旧・復興作業に追われました。それらの作業がようやく一段落しそう
になった、3年後の7月 今度は新潟県出雲崎沖を震源とする、中越沖地震が発生しました。

二つの震災直後は、家屋の沈下修正工事や基礎補修工事等が中心でしたが、それ以降は
一般住宅、共同住宅の各種地盤改良工事を主に手掛けてまいりましたが、近年は軸部径が
200㎜以上、羽根径が500㎜以上の「基礎杭」、「非認定鋼管杭・木杭の支持力確認試験」を
主たる業務として総勢5名で業務を行っております。






2018年10月8日月曜日

デジタル杭打試験

この試験は以前にも本欄でご紹介しましたが、「木杭」及び第三者機関による認定を受けていない「鋼管杭工法」で打設された杭の支持力確認の為の、試験方法の1つです。
弊社では6年前に本試験を導入しておりますが、残念ながら普及できずにおります。
新潟県では、3年程前から「土木工事」で「木杭工法」を採用された案件の「設計荷重確認」の為に、本試験を採用して頂く事が幾分多くなって参りました。
先日は、新潟市内某「公共建築物」―「仮設工作物」‐木杭工事後の支持力確認方法として行いました。
昨今、杭工事における「施工品質管理」が大変厳しくなっていますが、「木杭工法」による施工後の確認方法はもとより、設計荷重の算定方法も曖昧なように思えます。
近年の自然災害でも、特に地震災害の被害は復旧に要する時間と費用は、莫大な金額となっています。予防対策の手段としての、「基礎補強対策工法」に本試験を加える事も必要では無いでしょうか?決して高額な試験費用ではありません。

2018年9月27日木曜日

アルファフォースパイルⅡ工法について

弊社が平成22年から取り扱いを開始した「アルファフォースパイル工法」の改訂バージョン「アルファフォースパイルⅡ工法」の取り扱いが、今秋から始まります。

従来工法と比較する軸部径サイズは2倍の16タイプ、羽根サイズを加えると39種類から254種類と6.5倍となりました。以前よりも貫入性能に優れた掘削刃が先端翼の蓋部に取り付けられ、貫入困難な土質向けには、新たにタイプⅡ仕様も出来ました。

何より本工法が優れているのは、大臣認定工法採用時に行う「ボーリング調査」はじめ、一般住宅向けの調査方法「スウエーデン式サウンディング試験」に加え、「ラムサウンディング試験」も「建築技術性能証明」を取得、又、「押し込み方向」と「引抜方向」の「建築技術性能証明」も取得しました。
軸径は76.3㎜~609.6㎜、羽根径は170㎜~1.400㎜と他工法でも、なかなか揃え難いラインナップと
なりました。

本工法 全国ベースの実績では、平成22年以降毎年65,000~80,000本を超え、地域の工務店様
はじめハウスメーカー各社様から採用されて参りました。
新潟県では 残念乍ら弊社の営業力が乏しい為、多くの実績は積み上げてこれませんでしたが、
Ⅱ工法を引っ提げ、皆様の所にご挨拶に参りたいと存じますので、宜しくお願い申し上げます。

又、同工法に対するご質問、他に鋼管杭工法全般について不明な点(設計・施工どちらでもOK)
があれば、遠慮なくお電話頂戴できれば幸甚です。

          TEL:025‐378-0454、FAX:025‐378-0647、メール:sp7t9g29@dune.ocn.jp