2018年10月8日月曜日

デジタル杭打試験

この試験は以前にも本欄でご紹介しましたが、「木杭」及び第三者機関による認定を受けていない「鋼管杭工法」で打設された杭の支持力確認の為の、試験方法の1つです。
弊社では6年前に本試験を導入しておりますが、残念ながら普及できずにおります。
新潟県では、3年程前から「土木工事」で「木杭工法」を採用された案件の「設計荷重確認」の為に、本試験を採用して頂く事が幾分多くなって参りました。
先日は、新潟市内某「公共建築物」―「仮設工作物」‐木杭工事後の支持力確認方法として行いました。
昨今、杭工事における「施工品質管理」が大変厳しくなっていますが、「木杭工法」による施工後の確認方法はもとより、設計荷重の算定方法も曖昧なように思えます。
近年の自然災害でも、特に地震災害の被害は復旧に要する時間と費用は、莫大な金額となっています。予防対策の手段としての、「基礎補強対策工法」に本試験を加える事も必要では無いでしょうか?決して高額な試験費用ではありません。